所長に起きた出来事や思ったことをつづります
所長つれづれ
今日のできごと
授業12/06
後期の毎週火曜日は授業の日です。
今週は特許調査についての講義を行いました。
特許調査は①出願系調査、②開発系調査、③侵害系調査があることについて説明し、そのそれぞれの特徴や意義について説明した後、実際に特許庁の無料特許検索のためのデータベースJ-Platpatの実演をしたあと、課題を出して終わりました。
①出願系は、出願しようとしている発明がすでに誰かによって出願されていないか、を調査するものであり、調査ポイントはピンポイントで費用はあまり高くない調査であること
②開発系は、これから技術開発を行おうとする分野のマーケティングや市場の調査を行うためのもので、分野全体を包括的に行う調査であり、特許マップ等にまとめることでこれからの開発動向をチェックするために行うもの。ただし、特許マップは全体論になるため、特許マップを作って満足してしまうことが少なくないため、あくまで開発方針をチェックするための手段であるということを忘れないことが重要であること。
③侵害系調査は、これから販売相とする製品が、他社の特許を侵害していないかという調査を行うためのものであり、抽出した特許の出願経過や現状の権利状態、詳細な権利範囲などをチェックすることが重要であり、調査の中でもかなりの重要度を占める調査であること。
について説明しました。
今週は実際に調査を行うことを課題として出し、来週その結果を報告いただくようにしました。
交流会定例会
市原市青年経済人交流会の定例会に参加しました。この交流会は市原商工会議所の一組織で、市原市内の55歳以下の経営者の集まりで、理事を拝命してもう9年目となります。
毎年恒例の会ですが、コロナでお休みしていたところ、今年は久しぶりの開催です。
場所は姉ヶ崎の懐石料理屋「淡粋」。千葉国体のとき皇族の方が使われたという市原では有名な料亭。
コロナ感染症拡大防止のため、衝立だらけでの開催となりましたが、久しぶりにリアルでお会いできてよかったです。

日誌12/02
今日は打ち合わせは普通にありましたが、これ以外に意外に書くことが少なかったためメモとして記載してみました。
読んでみると打ち合わせが少ないというわけではないのですが、なんせ移動距離が多いですね。ただ、原則としてお客様のところにお伺いするというのが私の仕事のスタンスですので、変えることは難しいかな。
8:00~ 移動開始。公益財団へ。
9:30~10:30 公益財団の方と2月のセミナー打ち合わせ。セミナー内容と今後の進め方の確認。
10:30~12:00 公益財団にて発明相談① 外国への商標と意匠の出願戦略支援。
12:00~13:00 相談先に移動
13:00~15:00 発明相談② 発明内容ヒアリング+出願戦略アドバイス
15:00~15:30 移動
15:30~16:00 弁理士会委員会(千葉委員会)
16:00~17:30 メール処理+電話対応
17:30~ 懇親会(忘年会)
コロナが気になる時期ではありましたが、感染症に気を付けながら開催しました。今のところ大丈夫みたいです。
知財セミナー2022
成田商工会議所、千葉県発明協会、日本弁理士会関東会との共催で、知財セミナーを行いました。
今回は、成田商工会議所を借りてのセミナーでしたが、オンライン(ウェビナー)でのハイブリッド開催となりました。
セミナー内容としては、新しいアイデアが出た場合に考慮すべき特許の話と、実際にブランドを育てるときに注意すべき商標の話、の2本立てでした。
特許の話は相田悟弁理士に、商標については若田充史弁理士に講師をお願いしまし、それぞれわかりやすく解説いただきました。
なお、最近、ZOOM等の会議ではハイブリッド(実際の会場とオンラインの併用)で開催すると、大体半々くらいの割合であったため、セミナーもハイブリッドで開催してみたのですが、オンライン参加者のほうがかなり多かったです。
実際、会議ではコミュニケーションが多く必要なため、会場での出席に大きなウェイトがある一方で、セミナーはコミュニケーションというよりは情報取得が主であるため、会場のメリットをあまり感じられないのかもしれません。
したがって、次回からオンラインを活用する場合は、オンラインのウェイトを大きくしたほうが良いかな、と少し反省しました。
ただ、オンラインとすると、地域性が薄くなり、千葉県内の独自性が出しにくくなってしまうため、この点の工夫はあるのかなと反省。
著作権セミナー11/30
本日は東京で著作権の研修を開催させていただきました。研修に読んでいただいた職能大の方々、ご参加いただいた方々に深くお礼申し上げます。
内容としては、いつもの通りですが、6時間にわたる著作権の講義でした。
講義の内容としては、おおむね、①著作物とは何か、②著作権の内容(効力や権利期間)、③著作物を使用することができる場合(引用、著35条等)、④事前質問及びその回答、について、ニュースや実例をもとに説明しました。
その資料は、今までもらった事前質問を合わせるとパワーポイントで300スライド以上となる超大作です。
このようなセミナーの企画をいただいたときは、6時間も話せるのかな?と思いましたが、実際かなり端折って早口でも2時間以上はかかり、ゆっくり話すとこれくらいはやはり必要になってしまいます。
事前質問は非常に実務的な内容であり、はっきり白くつけられるものではないことも多いのですが、頭の整理も含め、自分の勉強になります。やはり実践は大切ですね。
常に実務家でありたい、そう思わせてくれる非常に貴重な体験です。