今日の午前は千葉市内の企業に訪問して発明等相談。外国企業とのソフトウェアの契約についてアドバイス。英文契約書での交渉が必要となるものの、その前の複数当事者の利害関係の整理についてアドバイス。その後具体的なライセンス事項の調整が必要と判断。まずは地ならし(外国のライセンス契約もできますよアピールです)。町医者的な感覚で、本当に専門家が必要な内容になったら専門医に紹介することも念頭に入れてアドバイス。
午前中の終わりに、Webにて発明相談。AI関連発明。AIにおける実施例の必要性について確認。
一般に、ソフトウェア、電気、機械系の発明は、構造が明確になっていればその効果については予測可能性があるため、実施例(実際に作成した例)についての言及は必要ないことが多い一方、化学系の発明の場合は、「実際に作ってみなければわからない」という予測可能性が低いため、実施例が必要となります。
AI発明の場合は、ソフトウェア系であるため、確かに実施例は不要と思われるのですが、AIを活用する場合、特に生成AI系では、その機械学習の中身などがブラックボックスであることも多く、その出力が有用であるか否かを確認することが重要です。そのため、今回の発明は実施例の記載が必要ではないか、とアドバイス。AI系も化学系に近いところがあると感じています。※個人の感想です。
午後は、千葉県産業振興センターの勤務日のためセンターにて業務に従事。
本当であれば、夕刻に企業様と打ち合わせを入れていたのですが、他の案件対応を含めて余裕があまりになく、キャンセルをお願いしてしまいました。こちらの都合でキャンセルというのは(時間変更はたまにあることではあるのですが)初めて。本当に申し訳ないことをしました。もちろん、後日に時間変更設定をお願いしましたが。。。。
今日は今まででかなり上位に来るほどのダメな日といえました。。。