決算短信発表日

 私のブログは見ている人が少ないのは十分承知の助ですが、念のため、日をずらしたほうがよく。。。

 株式を取得する理由としては、(1)株の売買を行う際のその差額を利益として得る、(2)株主優待や配当を得る、というのがあるかと思います。

 上記(1)(2)いずれのスタンスをとるにしろ、株価の上下は気になるところです。

 一般に、(2)で、株主優待や配当を得るためには、「権利確定日」に株を保有していればよく、そのためには、権利確定日の2営業日前に株を購入しておく必要があります。その日を「権利付き最終売買日」というようです。

 一方で、権利確定日に株を持ってさえいればよいため、その日を過ぎたら売ってしまう。という人もいるようです。

 そのため、人気のある株などは権利付最終日の次の日は大きく値崩れをします。これはよく知られたことですね。

 例えば、キャンドゥでは、権利確定日が8月末日ですので、その2営業日前の8月29日が権利付き最終売買日で、この日の次の日は確定後として価格が下がってしまっています。

(例)キャンドゥの権利確定日前後
(Yahoo!ファイナンスより)

 一方で、これ以外にも大きく株価が上下する日があります。そのうちの一つが、「決算短信発表日」ですね。これを忘れていると意外に苦労しますので、ご注意。

 例えば、2月末が決算の会社の場合、その1月ちょっと後(例えば4月上旬)に、その会社の決算を報告する「決算短信」が発表されます。これは会社やその年度によって発表日が前後しますので注意です。

 この日は、市場の予測より良いのか、悪いのかによって、大きく変動します。想定通りであればあまり大きな影響はないのですが。。。

(例)キャンドゥ決算短信発表日
(Yahoo!ファイナンスより)

 上図はキャンドゥの例です。4月11日に決算短信が発表されており、その次の日には、大きく下がっています。これは市場想定よりも良くなかったかもしれません。逆に、年によっては、大幅に上がったりします。「決算じゃんけん」と言われる所以ですね。

 つまり、株の売買においては、大きく変動する日が存在するので注意が必要ですね。ということです。

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