今日の移動(8/2)

 今日は朝から執行役員会。弁理士会館。

 15時に弁理士会を出て、船橋市の顧客のところまで向かう。内容は共同開発における契約に対するアドバイス事項。お盆明けにあると思われる相手側との交渉に関する事前のアドバイス。

 契約交渉は、将棋に似ている感覚を持ちます。

 相手の契約上の主張に対して、まずこちらがどのような主張を行うか、その主張に対して相手側がどのような反論をしてくるか等を検討し、どのあたりが落としどころか等を見定め、契約の文言案を練ることになります。ただ、相手が譲る気がない場合も少なくなく、そのような場合は本当に腹が立ちますが、感情的にならず、最も現実的な解を求めていくことになります。

 無効審判のように、敵対している者同士の場合であれば、相手の主張を聞き入れることなく徹底的に主張しあうのですが、共同開発等の場合は、こちらの主張を織り交ぜつつも相手との信頼関係を築くことが本当に重要です。

 繰り返しになるのですが、互いに信頼を築くためには、自己の利のみを追求してはいけないのです。いけないのです。。。。

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