毎年、1月1日には目標を定めることにしています。
目標は、仕事や健康のこと等、具体的な数値を設定して達成できているかどうか毎年確認して記入しています。
今年は、今までも毎日のように付けてはいたのですが、「毎日の予定表作成とそのPDCAサイクルの着実な実行」としました。
ところで、PDCAサイクルは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)のそれぞれの頭文字であり、計画を立てて、実行し、評価し、改善を図る、というビジネス上の行動マネジメント方法のことを言います。
1950年頃に、米国のW・Edward Demingが提唱したといわれているようです。
これは、行動する際、計画し、実行し、その結果を評価し、改善して、さらに次のサイクルに生かす、というのがPDCAサイクルです。
ただ、誰もが感じることだと思うのですが、最後のActの訳が「改善」って、おかしいんですよね。英和辞書でいくら調べてもActの訳に「改善」は出てこないんですよね。
よく調べてみると、「Do」は計画した通りにまずは動いてみる、という意味が強く、「Act」は能動的に考えて行動を起こす、という意味合いのようです。同じ行動でも「計画通りに行動する」のか「能動的に次のために行動を起こす」という意味で異なるようですので、この微妙なニュアンスを伝えるよりは改善という言葉がぴったりしたのでしょうね。
というところで、次の疑問として、このPDCAを「改善」と訳した時期と、TOYOTAで有名な「KAIZEN」はどちらが先なんでしょうかね?