著作権セミナー11/21

 ポリテクセンター千葉(千葉県職業能力開発促進センター)で著作権の講義をしてきました。

 今年は去年に引き続き2回目。昨年は著作権の話を1回で話を纏めようとしたので、かなりのハイペースになってしまったため、今年は2回に分けていただけました。昨年に引き続き今年もご依頼いただけ、しかも回数を増やしていただけたことに大変感謝しています。

 今日はその1回目。

 内容としては、著作権制度の概要で、下記についてお話ししました。

 ①どのようなものが「著作物」に該当するのか

 上記の項目を見ると、ありきたりの内容ではありますが、著作物に「なるもの」と「ならないもの」の境界線を、ニュースや判例を交えて説明しつつ、結局のところ、実際の対応は、法律ではなく気持ちのほうが大きい、というお話をしました。

 例えば、地図・風景写真・踊り等も著作物になりますので、これらに関する紛争事案のニュース等を例として引用し、その解説を行う等しました。

 ②著作権の効力、期間、支分権 

 著作権には複数の具体的な権利が定められていることを説明しました。この点が、著作権を理解するうえで一番難しいところなのですが、2日目で説明する場合は必須の概念ですので、説明させていただきました。

 次回は、①学校教育における著作権の取り扱い(著35条)、②引用(著32条)、③非営利利用(著38条)やその他自由に使える場合(いわゆるフリー素材サイトとその利用上の注意点)など、著作物を自由に使える場合等を中心に説明する予定です。

 今年2回いただけたのですが、結局情報量が増え、今回も、かなり走った説明になってしまっているのが少し申し訳ないです。。。

 

 今日は、会派祝賀会下見・調整(一橋) → 公益団体の補助金審査会(千葉市) → セミナー(千葉市) と、結構移動距離が多かったです。実はいつもそうなのですが。

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