所長に起きた出来事や思ったことをつづります
所長つれづれ
今日のできごと
自己衝突
「自己衝突」といっても、事故の話ではありません。
日本では、同一出願人(または同一発明者)が同じ内容の特許出願を行っても、前の出願が公開されない限り、拒絶されることはありません(特許法第29条の2)。
これは、例えば、第1の特許出願を行い、その後、改良発明を行って新しい発明を行い、まったく別に第2の特許出願を行ったとしても、第2の特許出願は、(第1の特許出願が公開される前の出願であれば)第1の特許出願の存在によって拒絶されないということです。
改良発明が生まれた場合、通常、国内優先権を主張して一つの出願にまとめることが多いのですが、所々の事情によって、一つにまとめることができない場合やあえて別の出願にする場合は、重宝します(この事情についてはまた別の機会にお話しします)。
国内であれば、このような場合でも拒絶されてしまうという問題は生じません。
しかし、欧州や中国では、このような出願は「自己衝突」として拒絶されてしまうようです(EPC54条(3))。
つまり、二つの出願を出して両方とも欧州で特許出願を行おうとする場合には、致命的な問題となってしまうことがあります。
この場合、1年内に出願したものであれば、一つの出願にまとめることができればまとめる必要が生じます。一方で、1年を経過した後の出願の場合、一つにまとめることができないため、非常に悩ましい問題が生じます。
対策については別の機会に記載させていただきますが、まずはご注意を。
今日の業務(2024/3/15(Fri))
午前中は、事務所に珍しく来客あり。商標の相談。商標の調査と出願のタイミングについて説明しました。
午後は、明治記念館に行き、(公財)日本発明振興財団と日刊工業新聞社主催の「発明大賞」の表彰式に、弁理士会の執行理事として参加。
文科省、経産省、特許長、東京都、日本商工会議所や弁理士会等が後援しており、今回で第49回目の表彰とのこと。非常に伝統のある賞。私のお客様もこの章で表彰されたことがあり、どのような表彰式か見てみたかったので、よかったです。
ただ、ここでびっくりなのが、選考委員長が、千葉県発明協会で大変お世話になっている企業の会長様で、世の中狭いものだなとしみじみ。会長様もまさか私が弁理士会から出席するとは思っていなかったらしく、お互いにびっくり。
今後のより深い連携についてお話しする良い機会でした。

表彰式の後、東京駅まで向かい、日本橋のシェアオフィスで少し作業。
夜から、会派の幹事会に参加。幹事会後は懇親会に参加。
今日の業務(2024/3/14(Thu))
午前中は、来年度の千葉県発明協会で開始される久しぶりの事業を行うための人員の採用面接。
午後は事務所に戻り、弁理士会の臨時総会にWebにて参加。
夕刻、千葉市内のお客様のところに訪問し、特許出願に関する打ち合わせ。特許請求の範囲のご提案とその修正について打ち合わせ。
今日は自分の事務所の仕事に取り掛かれたのが夕刻から。
なお、よく聞かれるのですますが、明細書等の作成については夜中に行っています。ほかの弁理士さんも同様かなと思いますが。
今日の業務(2024/3/13(Wed))
今日はいつもの日本弁理士会執行役員会。
朝から夕方まで。それ以上でも、それ以下でもない日。
いつも思いますが、執行役員会の先生方には本当に頭が下がります。多忙というには言葉が足りないくらい。ご自身の事務所の業務もおろそかにはできないであろうに。特に、北陸、関西、東海等、遠方から毎週出席いただいている先生は移動の体力も時間も余計にかかるのに、本当に頭が下がります。
今日の業務(2024/3/12(Tue))
午前は佐倉市内の顧問先に訪問及び発明相談。
午後は千葉県産業振興センターにて発明相談対応。特許1件、著作権1件。
その後、弁理士会まで移動して来客対応を含めての私的な懇親会。今日は「銀蔵」。この後の移動があるためノンアルコールで。
その後、妻と子供が北海道から最終便で羽田空港に戻っくるため、車で迎えに行くことに。夜の羽田空港は寂しいですね。
ただ、羽田空港の第2ターミナルの国際線は煌々と明かりがついており、国内便では考えられないくらいの深夜や早朝の便があるようです。
例えば、夜中の2時にソウル行きって、どうやって空港につけばよいの?って思いましたが、車やタクシーでくればいいんですよね。料金高いけど。