こだま国際特許商標事務所

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大学授業AP

大学授業AP

 千葉大学で授業に行ってきました。

 今日は園芸学部。1年ぶりに行きましたところ、なんと事務局が新しくきれいになっていましたので写真をパシャリ。

 今日の授業は、アントレプレナーシップ。結局はスタートアップの話。

 全体のストーリーはいつもの通りですが、

 ①商売を行うときは他社との「差別化」が必要。

 ②「差別化」において他社からまねされないようにするためには、知的財産権の取得が重要。これが知的財産権の重要な意味である。

 ③大企業は、特許部を設けて、権利化・特許調査・他社権利対策・他社と交渉などを行っている。

 ④大企業の場合、他社に特許を使わせないという知的財産権本来の活用によるクローズ戦略を原則としているが、特許の訴訟合戦や、近年では標準化の流れなどもあり、オープン戦略を取り入れているところもある(クロスライセンスや、トヨタの燃料電池等の特許解放に関するニュース記事を例示しながら)。

 ④一方で、中小企業は、ヒトモノカネが不足しがちであり、知的財産権本来のクローズ戦略は重要であるものの、これを大企業と同様にすることはできない。

 ⑤そのため、差別化点をアピールするための中小企業としての知財活用手法が重要である。

 ⑥具体的には、公的機関や補助金の支援を活用して経営を効率化するツールとして用いることが重要であり、国や千葉県内の支援機関・助成金の種類・その申請におけるポイント等を説明。

 という流れになります。いつものセミナーのダイジェスト版という感じですね。

 

 いつも手前味噌ですみませんが、私としては発明協会の理事長であったり、知財総合支援窓口の派遣専門家であったり、県の支援センターの知財戦略マネージャーであったり、弁理士会特に関東会の幹事であったりなど、各種の情報に触れる機会が非常に多い立場ですので、秘密保持義務を順守している範囲で、可能な限りの企業のお手伝いができますよ、ということのアピールです。

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